私は私。

自分を知る旅を続けています。自分旅人です。

「ぼくがここに」まどみちおさんの詩から学ぶアイデンティティ。

「ぼくが ここに」虹詩・まど みちお

 
ぼくが ここに いるとき

ほかの どんなものも

ぼくに かさなって

ここに いることは できない
 

もしも ゾウが ここに いるならば

そのゾウだけ

マメが いるならば

その一つぶの マメだけ

しか ここに いることは できない
 
ああ このちきゅうの うえでは

こんなに だいじに

まもられているのだ

どんなものが どんなところに

いるときにも
 

その「いること」こそが

なににも まして

すばらしいこと として

 

 

この詩を読むと、全ての存在が

とてもかけがえのないものだということ。

 

「いること」こそ素晴らしい。
「存在すること」こそ素晴らしい。

 

まどさん曰く、

地球上のあらゆる生き物に言えることだと。(人間、動物、植物etc・・)

アイデンティティは保証されるべきである。侵害、抹殺などしてはいけない。

世界の人類がみんなで守り育てていかなければならない。

 

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アイデンティティの意味、

「自分が自分であること」

まさに私に必要な言葉でした(笑)

 

まどみちおさんは104歳で虹の橋を渡られたそうです。

日本人ならほとんどの人が知ってるかもしれない歌、

ぞうさん」「一ねんせいになったら」「ふしぎなポケット」

やぎさんゆうびん」の詩を書かれた方です!

 

ペンネームの意味も素敵で、

まどさんの「まど」は、窓が好きなことに由来しているそうです。

「家でも何でも窓がなかったらどうにもなりませんね。窓を通じて外の景色を見たりします。そんな感じでつけたんです。」と言っていたそうです(笑)

 

「ぼくがここに」を改めて意識してみたら、

庭の石や木、野花や建物、人、物、生き物など、

ひとつひとつが唯一無二だと思える瞬間が!

尊いものだという感覚を味わいました。

(すぐにこの感覚を忘れてしまうけど・・(汗))

 

まさに、

「いること」こそ素晴らしい!
「存在すること」こそ素晴らしい。

 

時々、自分の存在価値を疑うこともあるけど、

そういう時は、この言葉を思い出そうと思います。

 

「いること」こそ素晴らしい〜のだ!

(なぜかバカボンのパパ風(笑))

 

 

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