先日、タイタニックがTVで放送されていたのを、
何度も見ています。
学生時代に見たとき、衝撃を受けました。
こんなことが実際にあったなんて・・。
何度見ても泣いてしまうのが、
音楽隊が最後まで演奏を続けるシーンです。
まるで自分もそこに立って、
演奏を聴いていたんじゃないかと思うほど、
切なく何とも言えない感情が込み上げてきます。
実際に、この音楽隊の方は実在したようで、
最後の瞬間まで演奏を続けていたそうです。
8人の音楽隊の方、年も若く、婚約者がいた方もいたそうです。
もし、自分が音楽隊だったら、
最後まで弾き続けられただろうか!?
無理です。。
タイタニックの音楽隊が奏でる中で、
様々な人間模様が流れるのですが、
ベットで、抱きしめ合う老夫婦、
我が子に絵本を読んで寝かしつけるママ、
操縦室に入っていく船長。
「紳士らしく船と運命を共にする」と、ワインを頼む実業家。
etc・・・。
もし、あの場所にいたら、私はどの選択を選ぶのだろう。
家族や友人がボートが少なくて船に残らなければならないのなら、
私も残る。
そして、最後の瞬間まで絶対に生きることを諦めない。
知らなかったのですが、
日本人の方も一人、
鉄道技術を学びにいくために乗っていたことを知り驚きました!
救命ボートに乗り助かったそうですが、
帰国後、「他人を押しのけて救命ボートに乗った日本人がいた」と、
「THE LOSS OF THE SS.TITANIC」という本に
書かれていたそうですが、
実際は、違うアジアの国籍の方で、日本人だと思われてしまったようです。
その事実がわかったのが、その方が虹の橋を渡られた58年後だったとか。
すごい出来事だけに記録も混乱したようです。
地球という場所で、同じ空の下で、
タイタニックが沈む瞬間でも、
違う国では穏やかな時が流れていたり、
幸せな瞬間を送っている人々もいて、
今、私は、休日で涼しい部屋の中でパソコン打てますが、
遠い国では温暖化で50度近い気温の中倒れる方がいたり、
戦争が続いていたり、
胸が複雑ですが、普通のありがたさ、
退屈という贅沢にも感謝しなければいけないと思いました。